貸金庫の料金相場

銀行で貸金庫を利用する場合の料金相場についてと利用方法などについての解説。

貸金庫の料金相場は、取り扱いをしている各銀行によって金額が異なりますし、同じ銀行でも貸金庫の種類・サイズによって異なり、実にさまざまな金額設定となっているようです。このように具体的な利用料金としては範囲が広くなりますが、ある程度の相場というのあるようで、年間使用料としては数万円からというのが一般的なようです。

基本的に貸金庫の利用料金は預金口座から自動引き落としとなっている銀行が殆どなので、貸金庫を借りる銀行に預金口座を持っていない場合には、預金口座を開設する必要があります。

ただ、預金口座を持っている場合であっても、貸金庫の利用にあたっては事前審査があることが多く、例外なく誰でも即座に利用できるというワケでもないようです。

貸金庫の利用料金

貸金庫の利用料金貸金庫の料金は、先に述べたように各銀行ならびに、実際に利用する貸金庫の種類(サイズやセキュリティ面での形式など)の違いによって利用料金が異なります。

いくつか銀行の具体的な貸金庫の利用料金を下記に掲載しておきます。
但し掲載した貸金庫の金額などはあくまでも一例であり、それぞれの銀行共にさまざまな貸金庫の種類・サイズがありますので、料金相場の参考程度にお考えいただき、詳細および正確な費用金額については各金融機関にてお問い合わせください。

銀行での貸金庫の利用金額例

【三菱東京UFJ銀行】では本店の貸金庫の場合、1年間25,200円(消費税込)より取り扱いをしているようです。

【みずほ銀行】では本店の半自動型タイプの貸金庫でサイズが(10.6cm×25.1cm× 51.7cm)の場合、1年間25,200円(消費税込)となっています。

【三井住友銀行】では、東京営業部でサイズが(7.5cm × 28.0cm × 53.5cm)の貸金庫の場合、6ヵ月で14,175円(消費税込)となっています。

ちなみに、ゆうちょ銀行では貸金庫の取り扱いをしていません。

貸金庫の利用方法

貸金庫の利用方法としては、これまた各銀行によって若干の違いはあるものの、一般的には【全自動型】【半自動型】【手動型】【簡易貸金庫】などの種類があり、それぞれのタイプに応じて専用カードや暗証番号を使用して、基本的に銀行の営業時間内であれば、いつでも何度でも保管物の出し入れが可能となっています。

貸金庫というのは本来、貴重品などを保管するのために専用の金庫を貸し出すサービスのことで、保管可能なものとしては【預金通帳・有価証券】や【契約証書・権利証・遺言状】などといった重要書類の他に、【貴金属・宝石・骨とう品・絵画】などといった貴重品類も貸金庫に預けておくことが可能です。

貸金庫専門サービス会社

貸金庫専門サービス会社最近は空き巣による盗難被害や地震などの自然災害から資産を守る為の安全意識が高まり、貸金庫の利用が増えているそうです。このような背景があることから、首都圏などでは銀行の貸金庫の稼働率も高く、近くの銀行では空きがなくて利用できないといったケースも多いそうです。

そういったニーズに応えるように、銀行などの金融機関ではなく、貸金庫サービスを専業とした専門会社もあり、銀行よりも利用時間に幅があったりなど、手軽に便利に利用できることをメリットにした貸金庫専門サービスがいろいろと誕生しているようです。

ニュース・トピックス

【医療費の内訳が詳細に】
厚生労働省はベッド数が400床以上あり、診療報酬をオンラインで請求している病院に対し、診察や検査の内容、薬の種類など支払った医療費の詳しい内訳が分かる「レセプト(診療報酬明細書)並み領収書」を希望者には発行するよう、2008年4月から義務付けており、2009年以降、国立病院機構が全国146病院で無料発行を順次実施する模様。

同機構以外の病院にも広がることが期待されているが、先に述べた条件以外のその他の病院や診療所では基本的に発行する義務はないので、ひろがりをみせるかは疑問とのこと。

Yahoo!ニュースより参照抜粋